過去は利上げでも上げてきた
昨今、利上げにより金融バブルが崩壊し、相場が終わるのでは?というような風潮が強くあります。それには一定の正解と語弊が入り混じっているかと思います。確かに金融緩和で株価が押し上げられてきた面もありますが、業績の拡大により株価が押し上げられてきた面もあるのでは、むしろ「まともな成長企業」にとっては後者が大部分ではないかということです。
S&P500とアメリカの政策金利の動きを対比したグラフを野村證券が作成しておりますので、それを下記に紹介します。グラフを見てわかる通り、21世紀に入り、2度の大きな利上げ局面があり、直近では2015年12月が開始月でしたが、いずれも年単位でみれば、利上げ以後も株価が上昇していることがわかります。今回がどうなるかはさておき、過去は利上げ=株価の下落ではなかったことがいえます。

利上げ混乱期に何をすべきか
その企業、つまり銘柄が金融緩和の力で上がってきたのか、業績のおかげで上がってきたのかを見定め、この混乱期に投資すべきかと思います。特に、高成長にもかかわらず、利上げ見通しのこの混乱期に下落してきた銘柄は、この混乱期に買っておけば、2023年には素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれることかと思います。もしかしたら2022年にその素晴らしい姿をみれるかもしれませんが、今回の混乱は供給面の問題といういつもとは違う問題をはらんでの利上げのため、いつまで混乱期が続くかは不明瞭ですが、2023年までみていれば十分でしょう。
投資で勝つには
投資で勝つには、まず全体の状況から現在置かれているマーケットの状況を知るべきです。個別銘柄を発掘したとしても、個別銘柄は今回のように金融政策面からの影響を常に受けているからです。全体が見えてきたら、全体の動きにふさわしい個別銘柄に絞り、投資していけば良いかと思います。つまり、個別銘柄の話をここでする前に、まずは「利上げ」というものへの理解を深めてもらいたいと考えています。そうすれば、良い銘柄を今、これから買えるチャンスがきるのだということがみえてくるかと思います。2022年は良い銘柄を買いたい人にとっての良い仕込み時となるでしょう。悪いときに安く買うのが賢明なる投資家であり、2023年、2024年は収穫時期にすることができるかと思います。難しい相場がまだ続くかもしれませんが、否定的、悲観的感覚よりも、やるべきことをやる、やれる、次につながる、それが2022年の相場かと思います。
パフォーマンス更新(2022/2/6時点)
アクティブ型ポートフォリオ200万円版
仮想運用中金額(含み損益含む)
1,993,184円
累計利益(含み損益含む)
-6,816円
分散型ポートフォリオ500万円版
仮想運用中金額(含み損益含む)
4,539,241円
累計利益(含み損益含む)
-460,759円
アクティブ型ポートフォリオの集計期間:
集計開始日:2021年2月8日(サービス開始日)~
(2021年2月8日~2021年8月28日の期間は無料掲載していた期間となります)
分散型ポートフォリオの集計期間:
集計開始日:2021年8月29日(サービス開始日)~
*寄付売却資金にて別の銘柄の寄付買付を行う場合があります。
*買付量は参考までに表示しておりますが、お客様のご資金により調整をお願いします。
*売買時の為替レートはGoogleのレートを参照しております。
*売買手数料及び米国株売買時の為替スプレッドは考慮しておりません。
*過去の結果は将来の結果を保証するものではありません。
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