引き続き米国株(NYダウ)が日本株(日経平均)に比べ相対的な強さをもって推移しています。
現在のポートフォリオはNVIDIAと朝日インテックとなっていますが、NVIDIAは潜在的競合であるGoogleなどがNVIDIAによるARM買収に懸念を示してきました。一方でここにきて、ARMの顧客であるブロードコム、メディアテック、マーベルテクノロジーが買収支持を表明しており(詳細はこちら)、このような構図は、いかにこの案件が遂行されると、NVIDIAが確固たる地位を築くか証明しているようにもみえます。
さらにテスラが自動運転に関しフロップスで世界5位相当となるスーパーコンピュータを構築するにあたり、NVIDIAのGPUを採用したというニュースも出ています(詳細はこちら)。テスラの車でゲームをするためのGPUにはAMDが採用されたりしておりますが、やはりハイエンド市場においてNVIDIAの力は強く、さらにARM買収が完遂すれば、NVIDIAの地位が一層確固たるものになるでしょう。株価はそれを織り込むため、上昇を続けていると思われ、上がるときも下がるときもあるでしょうが、世界時価総額ナンバーワン、すなわち時価総額200兆円以上が可能なポテンシャルを秘めていると考え投資推奨しています。
朝日インテックは引き続き野村の転換売りが重くもたついていますが、今のペースだと野村が7月末ぐらいで転換し終えるため、7月中旬~下旬、もっといえば8月の決算あたりからチャート形成に変化が期待できるものとみています。
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