一部でバブル、バブル崩壊という言葉がみられますが、バブルといわれる間は基本的にバブルではありません。この上昇相場ににおいて、ここまでくるのに、何度言われたでしょうか。
ただ、日銀が民間企業の株式を爆買いし、筆頭株主になるような姿は「異常」であり、いつか、それが市場に異常さに紐づくリスクが顕在化するのは、仕方がないことかもしれません。各国がこれだけお金をばらまいた後の世界は、どんな反動がくるか、まだ私にはわかりませんが、そのリスクが顕在化するのはまだ「先」であると考えるため、気にしません。それを気にして空売りでもしようものなら、とっくの昔に破産していたでしょう。
日本の国債も爆発的に増加しており、いつか、行き詰まりがくるかもしれません。だからといって、今、国債を売り向かいたいと思うでしょうか?基本的なマーケットの潮流を読むことと、実際の最適な投資タイミングとは別物なのです。マーケットで勝つには、タイミングを見定めることが重要となります。
さてタイトルは「買いスタンバイ」としましたが、その通りで、買い時を現在、見定めています。近々、臨時掲載にて、買い推奨をするでしょう(場中にはしません)。直近、米国金利上昇問題でマーケットが揺れ、現在戻しつつありますが、できればその戻しの反動で一度下げたときに買いを入れたいと考えています。イスラエルを筆頭に、米国含めワクチン接種が進んでおり、米国の貯蓄率はコロナ禍において、非常に高く、消費のマグマがたまっている状態です。それに並行してハイテク株の調整も一定程度進んでおり、それを考慮した買いをする局面にきつつあると思います。
ハイテク株も考慮する理由ですが、アメリカのウォルトディズニーの株価をみていると感じるものがあります。ディズニー株はコロナ前の高値を既にはるかに通り越し、強く上昇しています。単純に考えれば、ウォルトディズニーこそがコロナの影響が大きく、上がるにしても、今このタイミングぐらいからでは、と考えることもできますが、既にこの株価位置と上昇スピードです。つまり、ハイテクか、コロナ明けを期待しての景気敏感株かという選択を考えの基軸にするのも良いですが、実際、マーケットを支配しているのは、過剰流動性相場の度合いが強く、そちらを軸に考えた方が良いのではということです。ですから、ハイテク株への期待も消えない、というのがウォルトディズニーの株価推移から感じ取られたことです。
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