日本株はここ1週間、大きく崩れず推移していますが、再下落の可能性が以前として残っており、もし上がっても非常に上値が重そうであり、投資妙味に「幾分」欠ける相場展開となっています。つまらないと感じてしまいそうですが、つまらない時もあるのが相場で、欲を出しすぎてつまらない相場で損する方がよほどつまらないので、無理をしたくない時といえるでしょうか。上値のトレンドラインからいって、日経平均で1,000円ぐらいは上がるかもしれませんが、そこはトレンドラインをブレイクするかみながら、取り組みたい場面です。とはいえ、方向性としては経済回復の過程でのインフレを懸念した一時的調整であるという見方は変わっていません。こういう時は、良いニュースでなんとか値を保ちつつも、インフレ懸念を思わせる「ちょっとした」悪いニュースで急落しがちです。無理せず行きたいと思います。アフターコロナを見据えた次の時期の銘柄なら、良いのは現段階でもあるかもしれません。その程度です。

それに対し、震源地であるはずのアメリカ株は、相対的な強さをみせており、以前から注目しているエヌビディアは高値圏で推移が続いています。26日が決算であり、動きをみながら、幾らか買うことも検討したいと思います。

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