昨今、マーケットが思ったより強めに調整するな?という印象を皆様お持ちにならなかったでしょうか。

一つの答えは、もしくは主要な答えはアルケゴスの強制決済売りだったように思われます。

アルケゴス、一体何かというと、ファミリーオフィス、簡単に言えば超巨大個人投資家と思って差支えのない存在かと思います。そこから3兆~5兆円ぐらいの強制決済売りが発生したといわれ、強制決済、つまり追証ですので、値段関係なしに短期間に売ってくるわけです。さすがにマーケットもそれだけの売りが瞬時にわくと、価格に影響を出ざるを得なかったでしょう。

その中で、直近のソフトバンクグループといったハイテク株の買いは、アルケゴスがもたらした買い場、恩恵とも言え、中々良い投資だったかと思います。

今回、朝日インテックを追加していますが、これは投資バランスも考えてのものですので、これはこれで良いかと思っています。ポートフォリオとしてのバランスがよく、このまま上昇したところで、再度、銘柄分散を図ることを検討しています。

さてアルケゴスのおかげで、強制調整が入りましたので、過剰ポジションを取ってきた人も一緒に整理されたと考えられ、株価が幾分軽くなっており、悪くない相場展開が続きそうです。

アルケゴスの問題からは、日本でいう5%ルールのような報告義務逃れ手段について、今後議論が盛んになるかと思います。ソフトバンクグループも同様にとまではいいませんが、デリバティブを利用することで、上場株に対し自分のポジションをみえなくしています。

また、昨今流行のSPACを利用した上場も、規制がかかる可能性があります。本来、上場にそれなりのハードルがかかる企業が容易に上場できる状態は、健全とはいえません。そしてソフトバンクグループは、このSPACスキームを利用してうまいことやっていますが、要はソフトバンクグループが悪いことをしているというより、昔からソフトバンクグループはこういうテクニックが非常に上手なのです。また上手くやってるな、という気持ちで見るのが良いでしょう。

今週は雨が降った後に空気が澄んで奇麗なように、アルケゴスで急速に雨が降った市場は、しばらく調子が良いかとみています。

それから機会を見て、朝日インテックのすばらしさについても、もっと解説したいと思っています。

初期投資金額2,000,000 
現金残高68,080
保有時価1,984,280
利益-15,720
過去の結果は将来の利益を保証するものではありません。売買手数料については含んでおりません。集計対象期間は開始時期となる2021年2月8日から投稿日現在までとなります。

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